195cmの花房!

(2010/05/26)

 5月23日、今年のふじのはな物語は閉幕いたしました。多くの皆様にご来園いただきました。心より御礼申し上げます。
今年は花の伸長が遅くはらはら、どきどきいたしました。4月末また5月上旬にお見えいただいたお客様には「GW終盤ごろから大藤の見ごろとなる予定です。」と心苦しくご説明をさせていただきました。開園以来最も遅い見頃となったわけです。
ゆっくり雨を含みながら、藤の花房は伸び続け、5月25日にその花房の長さを測量したところ195cmでした。開園以来最も長くなりました。
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藤の花房が長くなる理由は、
・花房の伸長どきに雨が適度に降り、(毎週2日ぐらい降る)
・花数が多くない
・肥料バランスがよい
・急激に暑くならない
等が考えられます。
毎年同じように育成管理をしていても全く同じようには咲いてくれません。毎年同じようにしているつもりでもお天気や藤の木の体調によって違うのでしょう。
藤のことを分かっているつもりが、その内容が藤の望むことではなかったのではないか、また自分の都合で解釈していたのではないかと反省する事ばかりです。
藤の木も他の植物も、1年に1度しか学べない、経験させていただけない。また来年に向けて藤の声を聞きたいと願っています。
 2週間、あしかがフラワーパークに在園していました。浜松のこなみ農園はこの間に草ぼうぼうです。自然農法ですが少し草刈をしました。草を刈っている横2mのところを小鳥が虫を探し、くちばしに掴んでいます。畑の中からきじの鳴き声も聞こえます。土の中にはミミズがいっぱいです、モグラもいます。無農薬、無化学肥料耕作2年目が始まりました。この間にみかん類は花を咲かせ、馬鈴薯は大きく茂り、草の中からサトイモの芽も顔を出し、自然薯のつるも伸びていました。自分が作っているわけではない。大地と太陽の光と雨、自然の恵みが育ててくれている事を実感します。
 1年に1度の学びを、藤に畑に感謝です。
園内ではバラが最も美しく咲き誇っています。季節の移り変わりと共に花の主役は変化しています。もうすぐ私の大好きな花菖蒲の季節です。しっとりとしたたたずまいの中、心静かに穏やかにお楽しみ下さいませ。
                           園長 塚本こなみ